どうにかこうにか
昨日に引き続きの葺き替え現場ですが、今日の目標は地葺き終了まで。
朝から相棒に地葺きを任せ、僕は棟際及び壁際の地直しに専念。
葺き替えでは野地板の起伏があるため現場の状況にもよりますが、よほど悪くない限り棟際と壁際を2~3列ほどを直します。
自分で瓦剥ぎ及び木工事も受ける場合は垂木で起伏を直し、野地板を張ります。
今回は瓦工事のみのため瓦桟木での地直しとなりました。
昼からは残りの瓦も揚げ、地葺きに参戦し、6時までかかってどうにかこうにか形になりました。タワー下は気力が尽きたため明日に持ち越し。
屋根の大きさの割に地葺きが遅いと思っている方もいるかと思いますが、瓦組は平板の場合は地瓦全数2本打ち(半瓦除く。)です。
そのため、1本打ちに比べ少々時間がかかりますが、これもこだわりです。
そして、時間をかけて地直しした成果がコチラ⇓⇓自己満ですがまあ良しとしましょう(^^)
切妻屋根であれば確実に終わっていたのですが、屋根の形が横から見るとこんな形。切妻ではなく半切妻!!!これが厄介なんです。切妻に小さな寄棟があるので手間が数倍かかるんです。
しかし、半切妻のほうが納まり等考えることも多くやりがいはありますかね。
現場終わりに足らずの瓦を取りに行き明日の準備万端。
月曜日には雨押え板金の取付に来るとのことなので、明日完工させまーす。
この記事へのコメントはありません。