急遽変更。
今日は修理現場の棟積みの上部の瓦を取り換え。
こんな感じで凍害により瓦が割れてしまっています。(しかもかなりの数。)どうせ替えるなら甍万十瓦から上を全部替えたほうがいいということで剥いでいると、
紐のし瓦の勾配が水平で土は濡れており、残念な施工でした。あり得ません。
新しく積み直しはちゃんと勾配をとって施工となったのですが、
同じ段数を積むとなると鬼瓦の高さを超えてしまうことに・・・。そこで急遽段数を1段減らすことを選択しました。これは紐付冠瓦を雨養生のためにおいてあるだけの画像ですが、おわかりいただけますか?
1段下げて鬼瓦とほぼ高さが同じ(;゚Д゚)
降棟の高さ、鬼の大きさ、雨仕舞などいろいろな状況を考慮し、話し合いの末、今回の修繕工事でのベストな施工はコレ。
そういえば、以前紹介したブリチリですが、こんな感じで使っています。瓦の隙間にさして土やほこりを取ったり、下に落ちにくくします。
どうでしょう。ブリチリの上と下。掃除も楽で一石二鳥。
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